観光プロモーション活用ガイド

インフルエンサー×観光プロモーションの成功事例と効果的な活用法

目次

・観光旅行業界でインフルエンサーマーケティングを実施することのメリットは?

・どんなインフルエンサーに依頼をするといいのか?

・インフルエンサーマーケティング施策はSNSごとに効果が異なるのか?

・インフルエンサーマーケティングにかかる費用はいくらかかる?

・インフルエンサーマーケティング成功事例

・株式会社STUDIO FOCUSとは?

少し前まで、旅行・観光業界では「旅行に行きたい」と思ったら、観光地のサイトや雑誌を参考にするのが一般的でした。

しかし、近年はそれだけでなく、「SNSを見て旅先を決める」「旅行に行く前にSNSで情報収集をする」という人が増えてきています。

日本交通公社の調査によると、国内旅行で旅行の計画を立てる際の情報収集手段として「SNS」を挙げた人は15.3%と全媒体の中で4位です。

さらに19~25歳のZ世代に限ると37.2%といった形で、インターネットの検索エンジンに次ぐ第2位という結果になりました。

加えて、SNSを活用して若年層をはじめとした新たな観光客を呼び込むプロモーション施策を効果的におこなう地方自治体が見られはじめています。

実際にインフルエンサーマーケティングを行う場合、どのようなユーザーに依頼すべきだと思いますか?
おすすめの方法は、頻繁に観光や旅行を楽しんでいる観光や旅行の話題に強いインフルエンサーを起用するという方法です。

具体的な話をすると…

  • 映像クリエイター
  • vlog系の投稿をしている人
  • 地方の観光地を紹介している人
  • ホテルを紹介している人

などがおすすめ。宣伝したいものや場所、制作してもらいたい投稿の雰囲気に合わせてインフルエンサーを探したり、キャスティングすると良いでしょう。

フォロワーの多いインフルエンサーが発信する情報の拡散力や信頼度は、非常に高くなります。

なので、一つの投稿がきっかけで旅行関連施設や観光地の認知度が一気に上がることも期待できます!

SNSごとにその特徴は違います。各媒体に合ったプロモーションを行うことで、高い効果が期待できます。

ここでは、各媒体の特徴とポイントを紹介します。

Instagram

Instagramは、「写真」が最大の特徴。

文章を読む必要がなく、写真のみで直感的に魅力を訴えることができるというメリットを持っています。

〝インスタ映え〟を意識した写真はユーザーの興味を引きやすく、観光に訪れてもらうことも可能になります。

また、Instagramはライトなファンへのアプローチが可能なSNSです。

ハッシュタグ検索や位置情報検索によって他の人がどのような旅をしているのか、また、どんな写真を撮っているのかを知ることができるため全くその土地や観光地を知らなかった人にも興味を持ってもらえますよ。

さらに、幅広い層が検索しそうなハッシュタグをつけることで、「旅行にはいきたいけど目的地が決まっていない」という人にも興味を持ってもらうことができます。

X(旧Twitter)

Xを使うメリットは「拡散力」です。

まだライトファンにもなっていない〝潜在層〟へのアプローチができます。
リツイートやいいねをしてくれたユーザーへのプレゼント企画などで認知拡大し、今後の旅行の候補地にしてもらうと効果的かも。

また、来訪してくれたお客様の投稿にいいねを押すなど、ユーザーとの距離感を縮めるのも有効と言えそうです。

TikTok

TikTokは「短尺動画で興味を引きやすい」ことが特徴。

フォロワーの大小に関係なく「バズる」可能性があるため潜在層へのアプローチも可能で、今後も旅行・観光業界のTikTokの活用が増えてくると予想されます。

インフルエンサーマーケティングを行う場合には、費用がかかってきます。
旅行業や観光業では、交通費や宿泊費が高いので、報酬は必要ない場合もありますが、基本的には以下の通り。

  • インフルエンサーの報酬
  • インフルエンサーの交通費
  • インフルエンサーの宿泊費

※インフルエンサーに依頼する費用は「フォロワー数×フォロワー単価」で算出。

また、媒体ごとにフォロワー単価の相場が異なります。

一般的に言われている相場感では…

YouTube
※登録者単価ではなく再生単価・制作コスト込みが主流

Instagram
フォロワー単価相場は1~3円

TikTok
フォロワー単価相場は1~2.5円

という業界標準になります。

依頼予定のインフルエンサーが住んでいる地方やかかる交通費を考えて、

予算と照らし合わせながらインフルエンサーを起用するようにすると良いでしょう。

「東京都にお住まいの10代・20代の男女に向けて、都知事選に興味を持ってもらい、投票率を向上させる」ことを目的に、「渋谷モディ」で行われた都知事選PRイベントをプロモーションしました。

こちらは、クリエイティブ制作やインフルエンサープロデュース、SNS研修などデジタル領域での
幅広い事業を行う「株式会社STUDIO FOCUS」である弊社の成功事例です。

施策内容としては、東京都在住の若年層フォロワーを抱えているインフルエンサーを8名キャスティングして、イベントの様子をInstagramやXで発信していただきました。

発信内容の指示から初稿提出・投稿・インサイト提出までをスケジューリングするなど、インフルエンサー8名を徹底してディレクション。以上の結果から、投稿の効果を最大化できました。

指定ハッシュタグで検索するとPR参加インフルエンサーが上位に表示され、インサイトから分かるオーディエンス分布も10代・20代の視聴者層が全体の約7割と、当初目的の若年層へのアプローチを実現。

都知事選の投票率も前年度と比較して5%以上も上昇し、2012年以降初めての60%台になるなど、インフルエンサープロモーションも投票率アップの一助になったと考えられます。

Screenshot

「デジタルの力で、JAPANブランドを世界へ」

行政、企業のデジタルプロモーションのご支援、拡大に向けた伴走を行ってます。

行政、企業を問わず「動画制作」「インフルエンサーマーケティング」「SNS研修」を担当した経験豊富なマーケターとクリエイティブチームが、

お客様の課題解決のために「創る」「届ける」を社内で一貫して行いブランドの一貫性を実現します。

動画やSNSを活用した売上向上や集客でお困りごとがございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

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